今回はセブ島で体験した地獄の夜と
旅行の備忘録をゆる〜く書いていこうと思います。
元旦の夜はベルトラで予約していたスパへ。
金額の詳細はこちら〜
一人日本円で13000円ちょい。
んー少し高いかなぁ?なんて思ったけど
お正月だし奮発しちゃおう!と一番長い2時間半のプランに。
マッサージ部屋は二人で個室
最後にはフラワーバスに入りながらマンゴーを食べます(お湯はぬるいw)
2時間半なんて、あっとゆうまに過ぎてしまい
身体もすっきりしてホテルに戻ってきたのが10じすぎ。
部屋でごろごろしてると
なんだか胃の様子がおかしい。。吐き気がする。
なにやら、友も『やばい、お腹痛い』と。
そこからが地獄のはじまりであった。。
トイレの取り合い状態。笑
気持ち悪くて横になってもじっとしていられない。マーライオン状態。
なぜこんなことになったんだ?
元旦の昼間に食べたハロハロ? 夕方に食べたパッタイ?
スパで出されたマンゴーか?
いや、歯磨きの時ミネラルウォーターじゃなく
蛇口の水使い続けたのがまずかった??
もうなにが原因なのか、さっぱり分からない。
(これが海外での食あたり、初体験。数年後、バンコクとプーケットでも地獄をみますw)
『あぁ、神さま、この後どんな痛みも苦しみも耐えるので、今この旅行中だけはよしてください、お願いしますぅぅうorz』
と何度も心の中で唱えた。
少しだけ良くなって、また波がきて、の繰り返し。
真夜中にトイレにいこうとして洗面所の電気をつけようとしたら、電気がつかない。
真っ暗闇の中、
『ねぇねぇ、電気つかんのやけど。。』と友に話しかける。
応答なし。というか気配もないw
そうこうしていると、部屋のドアが急に開き、
『トイレットペーパー、なくなったからフロントでもらってきたよ、、、(白目)』
と死にかけの友が両手にトイレットペーパー抱えて帰ってきた。笑
ルームキーを壁に差し込むと全ての電気がオンになるタイプで、
友がその鍵を抜いてフロントに行ってた模様。
そんなこんなで、二人で地獄のような一夜を過ごしなんとか、朝を迎える。
マーライオン状態で全て悪いものが排出されたのか、かろうじて生還。
んで、朝からホテルのベンチで泣いた。笑
『まじでつらかったよね』と話してたら、なぜだか涙がとまらずw
(一晩で相当メンタルもやられた)
ほんとに異国の地での体調不良は日本にいる時以上につらいし、不安でいっぱいになる。
でも今じゃこれも笑い話なので結果オーライw
毎朝楽しみにしていた朝食のシェフが焼いてくれる、フレンチトーストも自粛(泣)
いま何か下手に固形物を口にしたら、
またあの悪夢をみることになるような気がした。笑
午後からはだいぶ体調も復活したので、時間を無駄にするまいと
ホテルの人にタクシーを呼んでもらい、タクシーでいざセブシティへ。
SMショッピングモール。
マクタン島よりやっぱりシティは都会感。
セブシティでの道中、
信号待ちしていると、いきなりタクシーの窓をドンドン!!と叩かれて、びっくりして窓の外を見ると、
片手のないおっちゃんが金くれ的な仕草をして
タクシーの外につっ立っていた。
(田舎道でもない、けっこう大通りの道路)
思わずヒィィィィ!!と二人でプチパニック。
タクシーの運転手は『大丈夫だよ』的なことを言ってめちゃくちゃ冷静。
車内は鍵もかかっていたし開けられることもなく
それ以上はなにもなかったけれど、
信号が変わって車が動くまでの時間がものすごく長く感じたし、恐怖でしかなかった。。
つぎに向かったのは、セーブモアマーケット。
大きすぎるショッピングモールより回りやすい印象。
ここでお土産のドライマンゴーやらサンミゲルビールを購入。
さすが、南国。フルーツもたくさん。
カットされたフルーツも並んでいてカットパインを購入。
日本で見たことない切り方。お花バージョンのパイン。
そして夜は空港送迎してくれたガイドさんのオススメのニューハーフショーへ。
宿泊ホテルから車で5分程度。
綺麗なニューハーフさんがたくさん登場〜
ショーの終盤は、観客も何人か指名されステージに招かれます。
そして、リンボーダンスをさせられます。
わたしたちはこの写真より遥かに
低い棒を設置されたときにやらされた笑
ものすごい格好になりながら、
大勢の観客とニューハーフに見守られなんとかやり遂げるw
最後はニューハーフさんと写真とったりの自由タイム。
こっちおいで、と手招きされる。笑
こちらもお疲れの様子。
まるで地獄をみたあとの今朝のわたしたちのよう。
その後は、フィリピン料理の人気店『 マリバコグリル 』へ。
ニューハーフショーの場所から車で2分ほどで着きます。
(胃腸の調子がまだ万全ではなかったけど、ガイドさんに初日に予約をお願いしてたから今更断れなかった。。)
最初だけガイドさんが席まで一緒についてきてくれて、オススメを店員さんに頼んでくれた。
ステーキリブ的なものと、春巻き。
今の私たちには重すぎる。。笑
一口、二口だけは食べてみた。
おいしい。胃腸の心配事さえなければ、食べられるのに。
これ以上食べたら、ぶり返すと思ったら食べられない。
ミネラルウォーターを飲みながら運ばれた料理を、ただただ見つめるだけという、謎のディナータイム。
後半に席まで迎えにきたガイドさんが
ほぼ手付かずの状態の料理をみて
『えぇぇ、そんなに体調よくないの?!大丈夫?!』と。
(夜中に食あたりで苦しんだことは伝えてはあったけど、見た目は元気だった為そこまでとは思っていなかったんだと思うw)
最終的にほぼ手付かずの料理たちは、
『もったいないからガイドさん食べる?』から始まり
お持ち帰りでつめてもらってガイドさんの家族の夕食になるw
『みんな喜ぶよ〜!普段こんなご馳走は食べられないから!本当にありがとう!!』
ガイドさんは母と同じぐらいの年齢で、
孫もいて、家族みんなで住んでるよう。
なんだか、そんなに喜んでくれるならよかったよ。
そうして、レストランを出て車に乗り込むとき
駐車場にお花?のアクセサリーを売った子供が数人いた。
これ買って!といわんばかりにアクセサリーを見せてくる10歳ぐらいの男の子。
えーなにこれー?と興味を少し示したのが間違いであった。
めちゃくちゃ推してくる。
あ、これやばいやつや、と察知。
ソーリーと言って車に向かう。
そしたら、今にも車に一緒に乗ってきそうな勢いでついてきた。(けっこー怖かった)
最後はガイドさんがサッと車のスライドドアを閉めてなんとか回避。
なんだか、とても切なかったのを今でも覚えてる。
セブ旅行はフィリピンの貧困さを感じる出来事がたくさんあった。
帰国する日、サンダルのストラップが壊れたから『もう捨てようかなぁ〜』なんてことをぽつりつぶやいたらガイドさんが
『え〜!!捨てるの?まだ使えるのに!捨てるならもらってもいい??』
と。
いいよ、あげるさ。
あと捨ててもいいや〜思って持ってきたタオルと残りわずかな箱ティッシュもガイドさんへ贈呈。
『日本製は質がとてもいいからね〜』
すごく喜んでいた。
普段わたしたちは贅沢な生活をしすぎているのかもしれない。。
わたしの白いサンダル、セブのどこかで、まだ誰かが使ってくれてるといいなぁ。
ではまた〜☺︎