4泊5日。沖縄、女一人旅⑪【4日目 阿嘉島編。人見知りアラサー、予想外の旅となるの巻。】
引き継ぎ2022年夏の一人旅の備忘録を綴ります〜。
前回の記事はこちら⬇︎
今回は4日目、阿嘉島編。
座間味島から阿嘉島へは『みつしま村内船』で15分ほどで行けて
片道300円とお値段もリーズナブル。
私は4便(14:30発-14:45着)を利用。
乗車券は当日に座間味港で購入。
※2便、5便は【座間味(阿嘉)⇔阿波連】のご予約がある時にのみ、運航のようなので注意です。
予約している那覇行きの高速船が17:20発のため
約2時間ちょいしか島を周る時間がないのだ。
(でもせっかくだから寄りたかった)
とりあえず自転車をレンタルしてお目当てのビーチでサッとシュノーケルでもしようと
無事阿嘉島に到着したあとは
待合所にコインロッカーがあるのでそこで大きな荷物を預けることに。
ロッカー数はそんなにないからハイシーズンだとかなり争奪戦になるのかな。
ロッカー前の椅子で持ち歩くものをゴソゴソと仕分けていると
さんぴん茶のペットボトルを落としてまい
それを近くにいた女の子がサッと拾ってくれた。
これが彼女との出会いだった。(以下Kちゃん)
すると『お一人ですか?』と聞かれたので
『あ、そうです、あ、えっと、お一人ですか?』と返し
荷物を整理しながら少し会話をしていると
彼女も同じ17:20発の那覇行きのフェリーに乗って帰らなければならない、時間なき女であった笑
Kちゃん『自転車とか借りたりしますか?』
私『はい、でも行こうとしてたお店は臨時休業ってさっきインスタ更新されてて、もうひとつのお店に行ってみようと思ってて。。』
Kちゃん『私も借りようと思ってて!一緒にお店まで行ってもいいですか?』
そんな流れで一緒にレンタルショップへ向かうことに。
港から近く徒歩3分、あっとゆうまに到着。
こちらのスーパー辰登城は島一番の品揃えの商店でもあるらしく、飲み物などもここで購入。
そこで受付のおばちゃんに
『申込用紙はこれね〜。あ、代表者1人だけでいいよ〜』と用紙を出さられる。
おばちゃんに言われるまで
お互い名前も知らない状態だったので思わず
2人『あ、私たち別で来てて、お互い名前も知りません(笑)』
おばちゃん『え〜!?そうなの?!?てっきりおお友達同士なのかと思っちゃったよ〜!』
各に用紙を記入し、
お店の前で自転車を受け取ると
Kちゃんが『もし良かったら、一緒に回りません?^^ 』と。
この一言で彼女との阿嘉島巡りがはじまる。
(出会ってまだ15分ぐらいw)
自転車の鍵は紛失防止のためにかけないスタイルがルールのようで。
(物や鍵をすぐ無くす私からすると有難い)
他の人の自転車と乗り間違えないように
ナンバーシールを写真に撮っておいたよ。
とりあえず北浜ビーチと阿嘉大橋は周りたいよね!意見も一致し、とりあえずビーチへ。
ビーチに向かう途中で野生のシカに遭遇。
ビーチへ向かう道中に色々な話をした。
彼女は長年勤めた会社を辞めて沖縄観光しているようで。次は宮古島にも行くらしい。
そして本当は今日昼前の3便目の村内船に乗って
阿嘉島を訪れる予定だったらしいが
座間味港で船を待っていたら乗り場と逆にいて
船が出発してしまい乗り損ねたので仕方なく4便に乗ったらしい。
15:13
北浜(ニシバマ)ビーチに無事到着。
なぜ『北』なのに『西』と呼ぶのか謎。
天気も良くて、最高のロケーション。
ビーチには無料で自由に使用できるテラスもあり。
こんな感じで座ってのんびり日陰で海を眺めることも可能。
私たちにはここでのんびりしている時間はないため、急いで準備。
午前中のツアーで一旦脱いでしまった水着をまた着なければならないが
着替えられそうなところがパッと見当たらず
(とりあえず時間に追われている)
Kちゃんが『私がタオル持ちながら、隠すわ!』言ってくれたので
お言葉に甘え、会って間もない彼女の前でコソコソと水着を着用。
そしてお互い自前のシュノーケルを装着し、海の中へダイブ。
訪れた時干潮だったため、泳ぎ進んでも浅瀬が続く。海は透明度○
小さい魚たちもちらほら。
岩のように見えるけど多分珊瑚が白化したものかな?
海側からみたテラスはこんな感じ。
やっと少し深くなって潜れるかな〜って場所まで到着。
遊泳区域境界線付近がやっぱり珊瑚が綺麗で
深くなってるから潜りやすかった。
水面に上がって岸をみるとまぁまぁ泳いできたようで、岸まで戻るまでが遠かった笑
やっとこさ岸にあがりシュノーケルやらを袋につめてまとめていると、強風で私のフィンを入れる袋が思いっきり飛んでいってしまう。
袋はそれしかないため
太陽カンカン照りの空の下、
『ワ〜〜〜あぁ〜〜〜ぁ』と叫びながら
死ぬ物狂いで砂浜を100Mぐらい追いかけ走る。
その姿があまりにもおかしかったらしく
『北浜ビーチの思い出が綺麗な海から、おいとまちゃんの砂浜猛ダッシュに塗り替えられたwwやばいww』
と大爆笑される。
つぼにはまり、しばらく2人で大笑い。(無事、袋はキャッチ)
16:10
高速船の出発時間もあるので、北浜ビーチを後にする。
次の目的地は
道中は坂がまぁまぁあり、かなり体力を要する。
Kちゃんは私より3つ下で、運動神経いい系女子のためドンドン前に進んでいくが
体力が年々落ちかなり運動不足のアラサーな私は
必死に彼女の後を食らいつきながら、ヒィヒィ言いながら盛りこぎ。
(盛りこぎって死語なのかなと思い調べたら名古屋弁でした笑)
『ケッタ盛りこぎ』は恐らく全国では通じない模様。
16:20
阿嘉大橋がみえてきた。
橋の真ん中まで行き海をバックに2人で写真を撮るも
疲労困憊気味で、
2人とも不意打ちの目瞑りショット。
それもおかしくて大笑い。
16:30すぎ
先にレンタルサイクルだけ返却して
まだ高速船の出発まで少し時間があるので『さんごゆんたく館』へ。
綺麗な建物で、島の観光情報や珊瑚に関わる展示や映像を見たりできるよう。
なにより涼しいので、一休みにもってこいである。
お腹すいたしで、ブルーシーアイスを購入。
アイスが身体に染みわたる、、。
なにせ朝からなかなかのハードスケジュールで
固形物をなにも食べてなかった。
アイスも固形物ではないかもしれないが。
(この状況が後に悪夢がおきる要因となることもこの時はまだ誰も知らない。)
アイスを食べながらお喋りして
船に乗り遅れないよう少し早めに船待合所に戻り
2人で交代で荷物番しながら服を着替え身支度を済ませる。
那覇へ戻る最終便ということもあってか
まぁまぁ高速船は人が多かった。
隣席は確保できなかったけれど、前後席で確保。
阿嘉島はたった2時間半ぐらいの滞在だったけれど、Kちゃんのおかげでかなり充実した濃い旅となった。
私が阿嘉島でのツアーが中止にならなかったら。
Kちゃんが村内船の3便目を乗り損ねたなかったら。
私がさんぴん茶を落とさなかったら。
こうして一緒に島を巡るなんてこと起きなかっただろうな。(まるでドラマのよう笑)
それにスーパー人見知りの私からはきっと
お一人ですか?さえも話しかけなかっただろう。
2人の偶然とKちゃんがコミュ力おばけのおかげで仲良くなれて、一緒に阿嘉島を巡れたことが
とても感慨深い。
あー、6年ぶりの一人旅、人に恵まれたなぁ、楽しかったなぁとしみじみ。
嬉しくなって高速船に揺られながら、父に今日のエピソードをLINEした。
(毎度、隙間時間に母父に景色送ったりリアルタイムで旅レポ笑)
と、、ここまではよかった。
ここからおいとま旅恒例(?)の、地獄タイムがやってきてしまいました。
その話はまた次回書こうと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます^^
ではまた〜☻